発酵効果で腸活の甘酒スムージー

まだまだ暑い日が続く日本列島。観測市場初の記録的猛暑日が続いています。体調をくずす人も多く、筆者も数年ぶりに夏風邪をひいてしまい、内科を受診しました。すると、大勢の患者がひどく咳をしながら、待合室で呼ばれるのを待っている光景を見ました。コロナも再び増加傾向にあり、新型変異株が登場しています。エアコンの風に一日中、当たっていれば、温度差などから体調も崩してしまいます。喉の粘膜も炎症を起こしたりします。特に夏風邪は一般的に長引き、今年は咳が続くようです。悪化すれば、肺炎にもなりかねません。用心が必要です。

季節の境目である、夏から秋に変わる現在、体調管理は重要です。ことに免疫機能をつかさどる小腸は、約７割をになっています。小腸を活性化させることが、体調維持のためにも有用といえます。日本は、古来から先人の智慧により、発酵食品が伝承されてきました。発酵食品は、ミラクルフードでもあります。発酵食品のなかでも代表的な調味料といえば、みそや醤油があげられます。その他、みりん、塩麹、甘酒、チーズ、ワインや酒などアルコール、くさや、なども発酵食品になります。一般的に手軽に入手でき、簡単に利用できるのは、甘酒といえます。砂糖など添加物がなく、米、麹の材料で自然発酵した、安心していただける食品です。甘酒はアルコール分を含まず、子供から高齢者までと楽しめます。

そのまま、水でうすめて飲んでもよいですが、季節のフルーツや野菜と一緒に攪拌して飲むのがおすすめです。ポイントは果物を常温で利用し、ミキサーに
甘酒と果物、豆乳などを加えて攪拌します。おいしくごくごくと飲めて、ビタミン、ミネラル、食物繊維も一緒に摂取できます。これから秋から冬へと移り変わっていくなか、しっかりとご自身の体調を整えていきましょう。

今回は、簡単に作れるりんごのスムージーをご紹介します。