ストレッチをして体をゆるめる

寒さが厳しい冬の季節。姿勢がついつい前かがみになり、背中をまるめて歩いたり、寒いからと外出を控えてしまったり、体もこわばり、運動不足にもなりがちな冬のシーズン。体内毒素がたまるだけでなく、体のゆがみも起きてきます。生活のなかで家庭内で体を動かしているからといっても筋肉がうまく働かなかったり、体が硬直していることに意外と気付かないものです。たとえば、肩甲骨がかたくなると、肩周りにも不具合が生じてきます。肩周りの関節は、複合的にほかの部位と結合し、動いています。通常はなんの問題もなく動いていますが、肩甲骨まわりの筋肉が硬くなっていることにより、筋肉の連動できしみが生じ、どこかに痛みが出たりします。周炎とも呼ばれたりします。

実は、私は、通っていたジムで背中を鍛えるマシンで肩を痛めてしまいました。地元の整形外科や整体院など５箇所ほど転々としましたが、よくならず、明確な理由すらわからない状態が続きました。わらにもすがる思いで、人からの紹介で、都内の大きな整形外科で診察をしていただきました。それが、上記の肩甲骨まわりの硬さからくる周炎を伴ったものでした。リハビリがはじまり、週に１回、腕や肩甲骨を柔道整復師さんの指示に従い、鍛えていきました。すると１ヶ月ほどで痛みが軽減２ヶ月がすぎた頃には、ほぼ以前の状態に体が回復していました。自宅で行うストレッチを教えていただき、毎日それを続けていました。ヨガで学ぶ猫のポーズや、テニスボールを肩甲骨近くに起き、横になって、ぐりぐりと寝ながらマッサージをしたり、うつぶせ状態で肩甲骨を寄せる練習、ストレッチをする。これだけで肩甲骨まわりはかなり、鍛えられてきます。

まずは自分自身の体の状態をチェックして、体のどこにコリがあるのか、硬さが起きていないか？を知り、それに合わせたストレッチをしてみることが肝要です。体をつくる筋肉は、たんぱく質が重要な要素でもあります。今回は、筋肉をつくるたんぱく質をたくさん含有する豆を使ったコロッケのレシピをご紹介します。