スマホと上手に付き合うために

いまや生活の必需品となったスマートフォン（以下スマホ）。NTTドコモモバイル社会研究所による調査では国民のスマホ所有率は2022年94％と発表。生活に欠かせなくなったスマホは、ありとあらゆる情報にアクセスでき、贔屓にしているショップのアプリをいれたり、お財布携帯として電子決済したり、多くの画像やムービーを保存したり、you tubeを見たり、ゲームをしたり、オンライン会議をしたりとスマホの楽しみ方、利用の仕方は多様化している。このように利便性が高いのは周知の事実だが、１日24時間のなかで人はどれだけの時間、スマホを操作し画面を見ているのだろうか。

私は情報をSNSで発信することはもとより、情報をインターネットから探したり、お客さまとのメールのやりとり、LINEなど操作している時間は長い時間で最高は９時間スマホと向き合っていました。平均時間では５〜７時間は当たり前。しかし、スマホの画面を長時間見ていると眼精疲労はひどくなるばかり。もちろん、目に悪影響を及ぼすブルーライト30％カットシールドを画面に貼っていますが、ドライアイも時々起こり、目がしょぼしょぼしたり、充血したりで眼科に行くという始末。ドライアイ用の点眼薬を処方してもらい、一時的に回復するもののスマホを眺めては元の黙阿弥で再び、眼科に通うという終わりなきスパイラルにはまりました。現在はスマホに依存する時間を再考し、時間を削減することを決めて１日３〜４時間にして１時間のうちに画面を見る時間を細かく区切っています。それと並行するようにドライアイもかなり改善され、眼科に行く回数は大幅に減りました。

スマホは大変便利な情報ツールであり、重要な通話電子機器アイテムのひとつですが、使い方によっては依存してしまいます。たえず、側に置いておかないと不安になったり、頻繁にLINEやSNSをチェックしないと気がすまない、食事中でもテーブルの上に置いておかないと落ち着かない、通勤時間や移動時間はゲームをして時間をつぶす、など使い方は人それぞれです。しかし、視点を変えて見方を変えたら、もっと時間の有効活用の方法が見えてきます。惰性でなんとなく、スマホを操作してみたり、手持ちぶたさで画面をひらいて何かをチェックしてみたりするより、読書に時間を使う、ジムなど体を動かす時間に使う、スマホから離れて趣味の時間に充てる、料理をしたり、人と会話を楽しんだり、スマホを見る時間を別のことに使う時間へと置き換える。すなわち、１日にスマホを眺めている時間を自分自身で何時間までとルールを決めて制限する。もしルールがその日守れなかったとしたら、その前後で時間のルールを調整するなど工夫の仕方は自分次第です。何よりも現在、長時間スマホを眺めていることによる若年突発性老眼が増加しています。もちろん、まばたきせずに画面に注視していると瞳孔も開いたままで目の乾燥とともに、視力の低下の可能性も高まる上、下を向いての操作により、頬が重力で弛み、ほうれい線が深くなり、老化も引き起こしてしまいます。いわゆる老け顔となります。しかしながら、スマホから得られる恩恵は多大にあることは否めません。生活必需品となるスマホとうまく付き合っていくことでとても大事なパートナーとしてこれからも関係性は深く継続していきます。生活する上でなくてはならないパートナーのスマホと疲労感や目に悪影響を与えることなく、うまく付き合っていけたら良いのではないかと思います。

今回は、目に有用な人参を使ったリラックス効果も兼ねたデザートレシピをお伝えします。