
山崎 洋子
やまさき ようこ
我が子のための本選びがこうじて、スタッフに。長年、子どもの本を読むお母さんの会で活動。ピアノとダンスと5月が好き。

『長月、仲秋、月見月…。
ようやく暑さも和らいで、朝夕のひんやりとした気配に季節の移ろいを感じます。空の蒼さや澄みきった空気、涼やかな虫の声や草花。それに、見上げれば美しい月…。
待ちこがれた秋がやってきました。秋の声に耳を傾けてみましょう。 さて、静かな夜の博物館では…。』
『はくぶつかんのよる』
夜の博物館。静まりかえった展示室から黄色い蝶が一匹飛び出していくと、それを合図に、標本の昆虫や、恐竜の化石、剥製たちが一斉に目を覚まし動き始めます。生きて動いて…夢のようなひとときを過ごします。幻想的な夜の世界をのぞいて見たくなります。