u:hu通信(ウーフ通信)

 
雨上がり、くんくんいいにおいに誘われて緑の中を散歩すると、草むらから大きなクズのつるが道の方に伸びてきている。すごい生命力!うさぎや山羊たちに、ごはんに採ってあげようかな・・と思いつき、よいしょよいしょとひっぱって持って帰る。動物たちは、それをおいしそうに音をたてて食む。これまたすごい生命力。見ていると元気をもらえる。もう少ししたら稲の花も咲きだすし夏の太陽を浴びて植物たちも益々勢いよく繁ることでしょう。そうそう、近くを流れる川河川敷には沢ぐるみも実をつけています。生き物たちの命の営みに力をもらいながら、この季節ならではの楽しみを見つけて、元気でいなくっちゃ。

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山崎 洋子
やまさき ようこ

我が子のための本選びがこうじて、スタッフに。長年、子どもの本を読むお母さんの会で活動。ピアノとダンスと5月が好き。

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やまちゃんの本棚

 

 足の衰えや夜鳴きなど当たり前に歳を重ねながらも、朝夕の散歩と食欲もある老柴犬ジローが、突然の嘔吐で寝込む。外の犬小屋から玄関の中へ移動し、マットを敷き詰め、少しでも楽なようにと首輪も外し、ひたすら…なでなで。一口でもと柔らかい蒸しパンを食べさせる(18年間の生涯で初体験)。万が一の場合まで考えていたのが嘘のように、なんと、10日目にして生還!クセになった蒸しパンにまとわりつき、スキあらば玄関から逃走をもくろみ、つぶらな瞳でみつめる御歳18歳。やったね、協力して夏を乗り越えよう!

 

ジローとぼく『ジローとぼく』

ここに登場するのは子犬のジロー。僕と一緒に寝ていたのですが、大きくなったので庭に犬小屋を作ってあげます。ところが、離ればなれになるのが寂しくて、その夜だけはジローの小屋で一緒に寝ることに。ところが、朝起きてみるとジローと僕が入れ入れ替っていたのです。僕の服を着たジローがみんなと正座をして朝ごはんを食べている?!口のまわりにご飯粒をつけながら…。僕はと言えば…パジャマで犬小屋の中だなんて。入れ替わって過ごす一日がユーモラスに描かれます。ジローのにたにた顔がなんとも可愛い。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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