
山崎 洋子
やまさき ようこ
我が子のための本選びがこうじて、スタッフに。長年、子どもの本を読むお母さんの会で活動。ピアノとダンスと5月が好き。

毎年、この時期になると届く美味しいふじりんご。箱を開けると、待ちきれないほどの甘い匂いがただよいます。蜜もたっぷりで、シャリシャリした歯ごたえも期待通りです。知り合って、かれこれ二十年。りんごと彼女の笑顔に再会できる嬉しさは…格別なのでした。
『パパがやいたアップルパイ』
「これはパパがやいたあまくてあつあつアップルパイです」から始まる物語。木はりんごを実らせ、根っこから木は育ち、雨は根っこを潤します。そして、雨を降らせた雲、それに燃えるように輝く太陽…命でいっぱいの地球へと繋がります。パパが焼いた一個のアップルパイには大地の恵みがいっぱい詰っているのです。素朴な色彩でダイナミックな絵も楽しい『つみあげ歌』です。アップルパイが食べたくなりましたね。