
曽根 康男
そね やすお
自然観察指導員、ネイチャーゲーム指導員、インタープリター、プロジェクト・ワイルドエデュケーターとして活動中。エコミュージアム、インタープリテーション、民俗学に興味あり。

インドア・バードウォッチング
先日ウグイスの声を聞きました。
完全なさえずりではなく「ホ〜・ホケッ」でやめてしまうという、ちょっと情けない声でしたが、それでも春を感じてちょっとうれしくなりました。
冬から春にかけて毎年庭に野鳥の餌台をセットするのですが、今年はカエデの枝に刺したミカンとコブシの枝からつりさげた籠に入れたバードケーキだけ。バードケーキというのは小麦粉と無塩バターと砂糖を混ぜたもので、多くの野鳥の好物です。あ、焼いちゃだめですよ。焼くと人間のおやつになってしまいますので。
ちょいと手抜きの餌台ですが、今シーズンのお客様はメジロ、シジュウカラ、ヤマガラ、スズメ、アオジ、エナガ、ジョウビタキ、ヒヨドリ・・・と、いつもの常連さん。暖房の効いた部屋から、窓越しのバードウォッチングを楽しんでます。
庭には女房殿の好みでツバキを何種類か植えてあるのですが、ツバキの蜜はメジロやヒヨドリの大好物。蜜をなめるのは別にいいのですが、くちばしや足の爪で引っ掻くので花びらに茶色い引っ掻き傷がついてしまうのがちょっと困りモノ。顔の黄色いメジロやヒヨドリを見つけたら、ツバキの蜜をなめたせいで黄色い花粉がいっぱい付いたと思って間違いないですよ。