u:hu通信(ウーフ通信)

 
雨上がり、くんくんいいにおいに誘われて緑の中を散歩すると、草むらから大きなクズのつるが道の方に伸びてきている。すごい生命力!うさぎや山羊たちに、ごはんに採ってあげようかな・・と思いつき、よいしょよいしょとひっぱって持って帰る。動物たちは、それをおいしそうに音をたてて食む。これまたすごい生命力。見ていると元気をもらえる。もう少ししたら稲の花も咲きだすし夏の太陽を浴びて植物たちも益々勢いよく繁ることでしょう。そうそう、近くを流れる川河川敷には沢ぐるみも実をつけています。生き物たちの命の営みに力をもらいながら、この季節ならではの楽しみを見つけて、元気でいなくっちゃ。

profile

曽根 康男
そね やすお

自然観察指導員、ネイチャーゲーム指導員、インタープリター、プロジェクト・ワイルドエデュケーターとして活動中。エコミュージアム、インタープリテーション、民俗学に興味あり。

  • やまちゃんの本棚
  • 2016 SEP
  • 2016 NOV
  • 2017 FEB
  • 2017 APR
  • 2017 JUN
  • 2017 OCT
  • 2017 DEC
  • 2018 APR
  • 2018 MAY
  • 2019 FEB
  • 2019 AUG
  • 2020 JAN
  • 2020 JUL
  • 曽根さんのいきものめっけ 自然探検隊
  • 2015 JAN
  • 2015 MAY
  • 2015 APR
  • 2015 MAY
  • 2015 JUN
  • 2015 JUL
  • 2015 AUG
  • 2015 SEP
  • 2015 NOV
  • 2015 DEC
  • 2016 FEB
  • 2016 MAR
  • 2016 APR
  • 考えるくらしのこと
  • 2016 NOV
  • 2017 FEB
  • 2017 APR
  • 2017 JUN
  • 2017 OCT
  • 2017 DEC
  • 2018 MAY
  • 2019 FEB
  • 2019 AUG
  • 2020 JAN
  • 2020 JUL
いきものめっけ

未(ひつじ)年に

 

2015年はひつじ年。


 持ってるセーターにウールのものとカシミヤのものがあり、どっちもヒツジの毛かと思ってたらカシミヤはヤギの毛。「あれ?そもそもヤギとヒツジってどう違うんだろ・・・?」と思ったので、ちょっと調べてみました。


 「毛が縮れてるのがヒツジ」とか「角がくるりと丸まってるのがヒツジ」とか、いろいろあるようですが、じつはどちらも決定的な決め手にはならないらしいです。じつはかなりややこしい。

 

まず、ヒツジとヤギ、動物分類学上はどちらも「ウシ科ヤギ亜科」。ここまで一緒で、その下でヤギ属とヒツジ属に分かれます。、北米には野生ヒツジとしてはオオツノヒツジ、野生ヤギとしてシロイワヤギというのが生息してて、外観も生態もかなり違うのですが、日本にいるのはどちらとも家畜として品種改良されたものばかりで、品種によってはヤギなのかヒツジなのか外観だけでは判断に苦しむものもいたりします。

 

でも、習性というか性格がかなり違うようで、よく言われるのは「ヒツジの性格は温厚でまわりに合わせて行動し、悪く言えば優柔不断。逆にヤギは気が強く、まわりに合わせずに一人でもガンガン行く性格で悪く言えば無鉄砲な感じ」だそうです。

 

鳴き声も違うらしいのですが・・・ 「ヒツジはメェ〜ッ」「ヤギはンメェ〜ッ」

 


  • 閉じる
©FUDOSHIA Co.,LTD ALL RIGHT RESERVED