
山崎 洋子
やまさき ようこ
我が子のための本選びがこうじて、スタッフに。長年、子どもの本を読むお母さんの会で活動。ピアノとダンスと5月が好き。

開かずの扉をノックして、おそるおそる開けた引き出しの中で懐かしいものを発見です。篆刻用の石と彫刻刀。潔い朱色をまとう篆刻の文字が好きです。いつかきっと!と思っていたはずなのに…。いつ、どこで手に入れたかのさえ思い出せないほど放置していました。
久々に手に取ると、まとわりつくようなねっとり感とつるつる加減、それに重みもいい感じ。今年こそは、自分だけの篆刻にチャレンジです♪
『あなのなかには…』
庭でボール遊びをしていて、桜の木のそばに小さな穴を見つけた。穴をのぞきこんでみたけど何を見えない。でもね…きっと誰かいる。ネズミ?もしかしてカエルがいっぱい?ドラゴンかもしれないね!男の子の想像の世界が豊かに描かています。季節と共に変化する桜の木も美しい絵本です。