この１〜２年、急速にサウナがブームになっています。「サウナで整う。」というワードを聞いた方も多いのではないでしょうか。特に最近のサウナのブームに火をつけたのは、フィンランド式サウナのロウリュ。伝統的な民間サウナスタイルのロウリュが日本でも取り入れられ、熱くなっている石に水を柄杓でかけ、スチームを発生させ、ほどよい汗をかきます。昨年には、東京の渋谷に大型サウナ専門施設の渋谷サウナスが誕生。男女別に分かれたサウナは、２階、３階とあわせて男女それぞれ４つのサウナがあり、水風呂やケロサウナを設置、ヒーリング音楽を流すサウナやアロマを楽しめるサウナがあったりします。１００度ほどのサウナに身を投じて汗をかきながら、自分の世界に没頭することができます。筆者も渋谷サウナスを利用しましたが、webから予約をして、支払いはクレジットカード決済。当日は、バスタオルが貸し出され、設置されている水は自由に飲めます。体から汗が流れ、外気浴やキンキンに冷えた水風呂でクールダウンしながらを繰り返す。途中でこまめに水分補給をすることは欠かせません。

その日、サウナ帰りに、とある場所で血流チェックをしたら結果は血流がサラサラですとスタッフさんから言われたときは少々驚きでした。サウナも利用の仕方によっては血流がドロドロになりかねません。ましてやサウナで寝てしまうことは危険です。きちんと水分補給をすること、我慢をして長時間サウナで汗だくになっていたら、注意信号になりかねません。負担のかからない時間をサウナで楽しみ、クールダウンをさせながら、水分補給をする、それを何度か繰り返すことで、頭のなかは何も考えることなく、自然と整ってきます。むしろ、熱さに意識が向いているから、他のことを考えなれないというのが正解かもしれません。

そもそもサウナに開眼したのは、静岡県下田市にある老舗ホテルにフィンランド式サウナ体験したことから。それは、敷地内のはずれの木立のなかにぽつんとありました。ログハウス様式で建てられ、本場フィンランドを彷彿とさせる雰囲気が漂い、外に木造のシャワーと水風呂、椅子が設置され、サウナ内は蒔がパチパチと燃えていました。サウナマットも置かれていて、鳥のさえずりを聞きながら、自然のサウナを楽しめる、誰もいない静かなサウナでした。初フィンランド式サウナに感動しました。サウナは大量の汗をかきますが、外気に触れることですうっと体の熱が下がっていきます。クールダウンされた気持ち良さとを体験するとやめられなくなるかもしれません。ぜひ、一度、サウナで心と体を整えてみてくださいね。

今回は、デトックスジュースのレシピをご紹介します。