ストレスがたまったり、口さみしくなった時、甘いものを欲しくなるのは人間の摂理かもしれません。ストレスを軽減しようと、自然と甘いものに手が伸びてしまいます。あなたもそんな経験ありませんか。甘いものは、脳が舌下の味蕾を通じて満足を得て、体のなかに取り入れられていきます。しかし、注意しなくてはならないのは、甘みの基本となる原材料が何を使っているのかという点。糖質は、血糖値を上げてしまい、それを下げるために、膵臓からホルモンのインスリンを分泌し、血糖値を下げようとします。精製されて栄養価がなく、高カロリーな白砂糖を度重ねて摂取するならば、膵臓は血糖値の急激な上昇とインスリンによる血糖値降下の連続で、疲弊してしまい、インスリンが場合によっては分泌できなくなることもあります。これはいわゆる、糖尿病の症状となります。
私が普段作っているお菓子には、精製されていない、白くない砂糖を使います。砂糖大根を原料とする甜菜糖。ときには、メイプルシロップ、アガペシロップ、玄米水飴、りんごジュース、玄米甘酒、ドライフルーツなどを使用することもあります。まったく、使用しないという手もありますが、甘みがないと人によりけりかもしれませんが、不満足になるという側面があります。先にあげた甘味料は、血糖値をゆるやかに上昇させて、膵臓からのインスリンの分泌も穏やかになります。体を構成する臓器の膵臓に負担をかけないためにもナチュラルな甘味料を用いてつくる、または作られるスイーツは、満足を得ながらも心と体に優しく作用していきます。
今回は簡単にできるナチュラルスイーツのレシピをご紹介します。
■カカオオーツバー(2~3人分)
材料
オートミール 80g
薄力粉 20g
ココア無糖 5g
アガペシロップ 大さじ3
米油 大さじ2
レーズン 30g
クランベリー 20g
作り方
① ボウルにオートミール、薄力粉、ココアを入れて、よく混ぜる。
② 別のボウルに、アガペシロップ、米油を入れてよくまぜ、①に加える。
③ ②にレーズン、クランベリーを加えて全体をまぜ、ひとつにまとめる。
④ ③をめんぼうで、スクエア型に厚さ1cmにのばし、縦横に適当に切り込みを入れる。
⑤ 天板にクッキングシートを敷き、④をのせ、180度に予熱したオーブンで20分焼成する。
⑥ ⑤を取り出し、網の上にのせて粗熱を取り、適当にカットする。
オートミール 80g
薄力粉 20g
ココア無糖 5g
アガペシロップ 大さじ3
米油 大さじ2
レーズン 30g
クランベリー 20g
作り方
① ボウルにオートミール、薄力粉、ココアを入れて、よく混ぜる。
② 別のボウルに、アガペシロップ、米油を入れてよくまぜ、①に加える。
③ ②にレーズン、クランベリーを加えて全体をまぜ、ひとつにまとめる。
④ ③をめんぼうで、スクエア型に厚さ1cmにのばし、縦横に適当に切り込みを入れる。
⑤ 天板にクッキングシートを敷き、④をのせ、180度に予熱したオーブンで20分焼成する。
⑥ ⑤を取り出し、網の上にのせて粗熱を取り、適当にカットする。