桜の季節も終わり、本格的な春、そして初夏へと移り変わっていきます。冬に溜め込んだ毒素は、山菜の力を借りて毒素を排泄、デトックスができます。ウド、たらの芽、こごみ、わらび、ぜんまい、ウルイ、よもぎなど。苦味の成分は、毒素を排泄するのに作用します。そして何より大切なのは、季節の変わりめは、体調をくずしやすく、気圧の変動も激しく、日頃からご自身の体調管理が肝要となります。いまだに気温の急激な上昇降下が激しく、冬の気候に戻ったり、そうかと思えば夏日を迎えたり、体の管理がおいついていきません。そのためにも日頃から春の養生が大切になります。

マクロビオティックで学んだのは、春は陰陽五行で知られる、木火土金水の五行では、上昇するエネルギーの季節に該当します。臓器では、肝臓や脾臓が関与します。それらの臓器は活発になり、上昇のエネルギーの象徴でもある、葉野菜たちが有効となります。調理方法は、さっとゆがいたり、さっと火を通したり、サラダにしたり、あっさり目に仕上げることがポイントです。昔ながらの醸造味噌、醤油、天然海塩、発酵調味料も使いながら、免疫力を高め、自分の体を整えていきます。冬の時期は寒くて外に出る機会も自然と少なくなりがちです。寒いが故に、運動も面倒になったりします。しかしながら、春の季節は、気候も比較的変動はあるものの、穏やかな気候気温になってきて、屋外での活動運動、ヨガやトレーニング、ウォーキング、ジョギング、マリンスポーツなど活発に運動できる季節になってきます。春の時期の野菜たち、山菜をはじめ、春キャベツ、新たまねぎ、小松菜、春菊、アスパラガス、空豆などを用いると良いでしょう。

今回は、アスパラガスを使って、簡単でかつ、美味しくできるレシピをご紹介します。