佐賀県

間取りやデザイン、建てる場所や費用と、考えることがたくさんあるのが家づくり。
その中でつい忘れてしまうのが、家には、完成したら見えなくなるところがあるということ。
どれだけ材料の質が高くとも、どれだけ計算上の性能が高くとも
材料を適切に扱えなかったり、ずさんな工事をしたりしてしまえば、その力を発揮することはできません。
そしてそれは、居心地の良さや家の寿命に大きく関わっています。

だからこそ、建築中の様子をぜひご覧ください。
建ててからは見えなくなる部分にこそ、家づくりの姿勢、実力、良心が見えます。

好きなものの取り入れ方や使い勝手について、お施主様と設計士、インテリアコーディネーターとの間で幾度となくやりとりを重ねながら、この先手を加える余白も残した、機能的な平屋住まい。

・L型のステンレスキッチンは、とあるドキュメンタリー番組のダイニングキッチンを参考に。そばには充実のパントリーも。食料品だけでなく、将来増やすかもしれない冷凍庫や、お子さんの学用品の置き場も想定。

・アンティーク製品が好きで、蚤の市などで集めていた照明やガラス建具をあちこちに。ロフトとリビングを繋ぐ建具も昔ながらの無双窓を選びました。

・DIYがお得意なお施主様。スペースや下地は準備しつつ、棚やカウンターを先々作り足す余白を。

・平屋らしさを残すため、目立たないところに階段を設けた、こんなところに？！と驚きのあるロフト。リビングと繋がる無双窓で薪ストーブの熱も循環。