『コミュニティ建築』(『チルチンびと』11月号増刊)で出会ったコトバです。
人間なんて感覚的にわかるのは50年前と50年先ぐらいじゃないですか。だったら、50年先の夕日がきれいかどうか。それぐらいの未来は考えようよって。……(「『ALWAYS 三丁目の夕日』に込めた原風景への思い」プロデューサー・阿部秀司さん)
たとえばお祭りのときだけ地域に開放するような障がい者施設はいっぱいありますが、そうではなく、日々地域の人が訪れたくなるような、そんな場所にすればいいんだと。……(「知的障がい者支援施設が、地域に開いた」鹿児島市吉野町 しょうぶ学園統括施設長・福森伸さん)
野菜の味が違うでしょう。うちで出す野菜は“力”が強いから。……(「都心で展開する農民によるカフェ」東京都農民カフェ・和気優さん)
食堂やキッチンといった、どの家にもある場所の広さや周囲との関係性を変えることで、従来の住宅にはないものが生まれ、地域に開くことができる。……(「開かれた家としての古書店+カフェ」静岡県伊東市 イズ・ブックカフェ 壷中天の本と珈琲 ・ 塚本由晴さん)
こぢんまりして、しゃれていて、お菓子屋らしくない外観ということ。目立つのが苦手なものですから。……(「常連の通うお菓子店でお遍路さんもひと休み」香川県 白栄堂・白川良治さん)
ただお腹を満たすためだけに、ごはんをかきこむことがありますが、食事が作業になってはいけません。……(「業績好調の放送局を支える木の社員食堂」瀬戸内海放送 百菜家 ・建築家 加藤武志さん)
雑木林のようにいろんな人たちが混ざってくらせば、みんなに立つ瀬が生まれるんだ。…… (「0歳から90歳までガヤガヤ、ゴソゴソいっしょに暮らす」愛知県長久手市 ぼちぼち 長屋・初代村長・吉田一平さん)
『コミュニティ建築』(『チルチンびと』11月号増刊)は、9月28日発売です。