『チルチンびと』冬 106号の特集は2本。「家で働く暮らし」と「薪ストーブのある住まい」。「家で働く暮らし」の「書斎・ワークスペース実例集」に、『建築家の書斎拝見』というページがある。
建築家は、小井田康和さんと田中敏溥さんのお二人。
田中さんの場合。こんなふうな文章がそえられている。〈…… 自身の設計を「ガチガチの合理主義」と話す田中さんの書斎は、機能をぎゅっと盛り込んだ隠れ家的な小空間。西側の壁面いっぱいにしつらえた造作棚に、資料や仕事道具がぴったりと納められている。……〉
建築家の楽屋裏を見るのも、一興である。
そして、家を仕事場とする人たちの、住まいと暮らしの実例、6本。「薪ストーブのある住まい」は、薪ストーブマニア 堀江さんの薪ストーブライフ紹介。例年のように「最新薪ストーブカタログ2021」も。
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このほか、
小さなエネルギーで豊かに暮らそう 文・辻 裕介 / 1985アクション 実践住宅事例・自然の恵みを生かし、快適・省エネに暮らす / 内壁のメンテナンスコスト / 新連載 ベニシアと正、明日を見つめて 文・写真 梶山 正
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など、充実の184ページ。風土社刊。12月11日発売。
※一部電子書籍でご覧いただけます。