9月9日。さあ、『チルチンびと」秋 113号の発売です。
この『チルチンびと』という異色の誌名については、読者の方から質問されることがある。目次に、こういう説明がある。
〈 誌名『チルチンびと』は、アメリカ・アリゾナ州に居留するナバホ族の地名からもらった。“ チルチン”とは、食用や薬用になる小さな赤い実をつける植物。“ビ”は接続詞。“ト”は水を意味する。大地の恵みと天の恵みをつないだこの地名は、ナバホの人びとのゆるぎたい暮らしぶりを語ってやまない。〉
このように、自然に恵まれ、自然を愛し、自然を生かして暮らす人たちは、日本にも、いる。その人たちを訪ねる、というのが、今号の特別記事「チルチンびとを訪ねて」である。
・連載 しがらきの里の四季 NPO法人 秀明自然農法ネットワーク(SNN)
・健やかな土になぜ(化学)肥料は不要か? 文・池田成志
・プランターで始める秀明自然農法
・子どもたちと菌ちゃんの遊び場 文・吉田俊道
そして、さらに、「竹害から竹財へ」山口県 エシカルバンブー㈱
・原材料は竹炭と湧き水 飲める洗濯洗剤「バンブークリア」
・竹洗剤の洗浄メカニズムと自然派洗剤について 文・岩田在博
・竹を厄介者にしてはいけない 文・鳥居厚志
いかがですか。「ピープル」にふさわしい人と話題が並んでいる。
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『チルチンびと』秋 113号は、9月9日発売です。このほか、特集は「庭」、「首都圏の移住」。お早めに、書店へ!