『チルチンびと』秋 101号の発売です。
特集は「庭のいろいろ」。
38ページ「5坪の庭 草木有情」という記事の中で、作庭家・菊池好己さんは、こう話している。「植物は自分で場所を選べない。植える責任があるから、いちばんいいところに、いちばんいい環境をつくってあげて、そこに植えた時、初めて綺麗に応えてくれる。理屈ではわからないんだけど、できたものを見ると素直に感じるものがあるのかもしれない」。
あなたは、どこに何を植えますか?
実りの秋。豊作の目次をご紹介します。
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〈特集・庭のいろいろ〉
借景のこと 庭のこと・作庭家 古川三盛の世界(古川三盛)/ 縁側を考える・夏目漱石の住空間(エマニュエル・マレス)/ 坪庭・下鴨の終のすみか(設計 木原千利)/ 中庭・都心部敷地30坪の家(設計・大野正博)/ 雑木の庭・広い庭がある庭師の家(設計・横内敏人)/ 畑庭・自然の中に暮らす(設計・妹尾重義)/ 5坪の庭 草木有情・作庭家 菊池好己さんのアトリエ「草苑」を訪ねて / 感性の造形・伊豆の海と空に映える、アイアン作家の庭 J-GARDEN
〈家族庭・工務店とつくる〉
第二の人生を彩る花の庭(設計・施工 彩工房)/ 緑の小道がくれた豊かさ 物語を紡ぐ家(施工 未来工房)/ 土や虫と触れ合う、小さな林と草原の庭(設計・施工 エコ建築考房)/ 木材から発生する化学物質と木材の乾燥条件(文・鍵 直樹)/ モダンさと無骨さを宿した天然無垢の家(設計・施工 西渕工務店)/ チルチンびとマーケット in 内子町・レポート
〈特集・グローカルライフ〉
里山からの絵手紙(イラスト・本橋靖昭、植物絵・土居みどり)/ 冬季閉村の山里が、夢の里へ・山中温泉杉水町 / 八ヶ岳に移住した海外帰国夫妻(設計・施工 山口工務店)
〈特別企画・東海特集〉
ミツカン酢の歴史を訪ねて(minokamo 長尾明子)/ 古材を生かした住み心地のいい家(設計・施工 加藤忠男)/ 広い庭とつながる一家団らんの空間(施工・矢橋林業)
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『チルチンびと』秋 101号は、9月11日発売です。定価〔本体917円 +税)。お楽しみに。
※一部電子書籍でご覧いただけます。