チルチンびと 別冊『日本の美邸』第2号の発売です !
冬来りなば、『日本の美邸』。というわけで、今号は、特集「火」。そのなかから、おなじみの作庭家、古川三盛・焚火名人が書く〈焚火と炭火〉の一部をご紹介します。
〈……ところで焚火は太めの材(当木)を2本、ほどよい間隔で並列に置くのがポイント。後は燃えやすそうな紙類、枯れた針葉樹の葉などで着火し、その上に割竹や小枝を、これも当木に合わせて同じ向きに入れていく。決してよく見る焚火の絵柄のような、同心円状に置いたりはしない。……〉 さすが “名人” の文章、美しく燃え上がります。
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このほかにも、
〈住宅事例〉横内敏人 / 泉 幸甫 / 堀部康嗣 / 木下龍一 / 益子義弘 / 田中敏溥 / 藤井 章 / 竹原義二 / 木原千利 / 郡 裕美 + 遠藤敏也 / 手嶋 保 / 坂本 昭 / 関 洋
「麦の家」の冬・自然に学ぶ自給自足の生活 / 京都「丹」の朝ごはん・日本の美味を訪ねる / ギャラリー&カフェ 帝・東京・神楽坂 / 松葉孝夫・現代デザインのパイオニア / 陶芸家 工藤和彦 / サンジミニャーノへの思い・イタリア トスカーナの丘・田中敏溥 / 日本の美邸セレクション ストーブ・暖炉 / 連載・冷泉家の四季 八百年の和歌の家・冷泉貴実子
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充実の184ページ。定価 1,944円(税込)。12月3日発売。風土社刊。お楽しみに。