『東海の強く美しい家』 (『チルチンびと』別冊51 東海版 ― 静岡・愛知・岐阜・三重)を、ぜひ、ごらんください。
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さて、ここで、その一部をご紹介。
「建築家がデザインする東海の美しい家」は、「八事の家・愛知県名古屋市 横内敏人」と「三重の家・三重県 泉 幸甫」という2事例。横内敏人さんはその記事で、こう語っています。「名古屋はエネルギーのある都市。人にも街にも活気を感じます。戦争でひとたびすべてが焼けてしまったので、京都のような歴史的な規制が、いい意味で、ない。新しい住文化、美意識を受け入れる柔軟な素地があるのではないでしょうか」
「野草の酵母でパンを焼く」という ソラミミPAN(愛知県小牧市)のユニークなお店の話題も。発酵の魅力にとりつかれ、行きついたのは、野草から起こした酵母。「パンづくりはアルピニズムに似ている。情熱の感覚が毎回違うんです」と、店主の鈴木健二さん。美味しいパンの秘密は、ここにあり。
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-このほか、保存版・家を建てる前に知っておきたいこと 地震 山辺豊彦。防火 安井 昇。健康 満羽郁子、東 賢一 / 佐久島のお母さんたちに蛸料理を教わる・minokamo / 地元の工務店がつくる、心地よい木の家 6題 エコ建築考房・亀津建築・ウメダハウジング・阿部建設・矢橋林業・勇建工業 / 左官の世界 塗り壁に見る東海の風土と気候 ・小林澄夫 / 特集「土と火の芸術、タイル」 歴史、つくり方、タイルづかい実例集。焼き物の産地 東海が生むタイル図鑑 / 日本の集落に想う 畑 亮ほか / チルチンびと広場 東海のお店……… など、充実の160ページ。「東海の強く美しい家」(『チルチンびと』別冊51)は、定価〔本体 917 円 +税〕。8月7日発売です。