近き木にきて郭公の三声ほど 虚子 。
森と空とOMに囲まれて暮らす、十勝・更別 かっこう料理店。ここは、渡邉さん夫妻の自宅兼料理店だ。誌面から、夫妻の声を拾ってみる。

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「畑をしながら料理店をやるには、北海道だな、と」
「建てるのならとにかく暖かく結露のない家。OMソーラーの太陽熱を使って家全体を温めるという考えと、シンプルな仕組みに、これしかない、と」
「地元で採れる季節の野菜を供するからには、店名には季節感をこめたかった。この地域では、かっこうが鳴いたら豆をまくという農家の言い伝えがあるんです」
「住んでいると風景が見える速度って、違うんですね。同じような景色でも、飽きることがないんですよ」
　
ほどよい暖かさに包まれる幸せが、伝わってくる。

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－このほか、OMソーラーのある保育の現場 ― むくどり風の丘保育園 / 床が暖かい園舎では、園児の活動量がアップする・伊香賀俊治 / 塩山奈央さんの発酵食の愉しみ / エコロジカルな暮らしに添えたい生活道具 / 歌って、つくって、考えた・OMソーラーと奥村まことさん / OMソーラー 自然とともに暮らしを紡ぐ 工務店事例 16題 / OMソーラーとは / 豊かな暮らしのための、豊かな暖房・前 真之 ほか / OM総合保証を支える現場監督の仕事 ……… など、充実の 176ページ。定価 〔本体917円 ＋ 税〕。好評発売中。