早くも、あちこち、大雪のニュース。でも、大丈夫。『チルチンびと』82号〈特集・火のある時間の過ごし方〉にある、たくさんの事例からは、こんなほっこりとした声が、聞こえる。
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火を熾すって大変な作業。その大変さはもちろん、危険性と恩恵、両方あるということを息子に知ってほしい。(住まいは生き方・火と水と暮らす)
暖炉は家全体を暖めることはできない。しかし暖炉でしか味わえない、美しい炎の表情がある。賑やかな火もいいけれど、時には静かに眺めているだけでも十分だ。(暖炉の火は親から子への贈りもの)
本物を知っているのといないのでは、違うと思うんです。…… だから子どもには、火も本物を知っておいてほしいですね。(天空の山小屋に煙が昇る)
火を灯すと、いつしか家族がそのまわりに集まりだす。(炎の愉しみは日暮れから始まる)
薪ストーブで沸かしたお湯でつくった焼酎のお湯割りを飲みながら、ほっとするひとときがたまりませんね。(青い海と真っ赤な炎。自然を楽しむ週末住宅)
暖房にしろ料理にしろ、人の生活の原点はやっぱり火のある暮らしですよね(薪ストーブのそばで夫婦で奏でる上質な時間)
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いかがですか。ぬくもりのある幸せ。『チルチンびと』82号のラインアップを、以下、あらためてご紹介します。
〈特集・火のある時間の過ごし方〉 時を超える灯火、ヴォーリズのアームストロング山荘を訪ねて / 住まいは生き方・火と水と暮らす / 暖炉の火は親から子への贈りもの / 天空の山小屋に煙が昇る / 炎の愉しみは日暮れから始まる / 薪ストーブ最前線 1.街中の薪ストーブ 2.薪ストーブの暖房力を科学する 3.メンテナンスで薪ストーブの健康診断 / 庭師の昼餉・古川三盛 / 暖かい木の家と健康の関係 / 世界の薪文化 / ペレットストーブのある暮らし / 薪ストーブカタログ / 薪ストーブの取り扱い店リスト / 広告企画・薪ストーブのある暮らし…… その他、暖冬企画満載。連載も充実の240ページ。12月11日発売。定価(本体917円 + 税)。お楽しみに。