おひさまパン工房

おひさまパン工房は、世界文化遺産の厳島神社がある宮島にあります。ここは、しゃもじに代表されるような木工産業が盛んな地域であることから、その特色を活かしたパンづくりをしています。

石窯は手づくりし、しゃもじを製造するときに出る端材を無料で分けてもらい、石窯を温める燃料として使っています。種火は、宮島で1200年以上も燃え続ける消えずの火です。石窯を温めた後の真っ赤に燃える炭はかまどへ移し、羽釜でお湯を沸かしてベーグルを湯がいたりします。

最後に残った灰は、店頭に置いておくとお客様が持ち帰ってくれます。畑にまいたり、山菜の灰汁抜きに使ったり、火鉢の汚れた灰と交換する方もおられます。もともと口に入っていい目的で製材されたものなので安全です。あと、パンの材料には出来るだけ瀬戸内産のものを取り入れるように、心がけています。

//　商品紹介

「ラスク瀬戸内レモン」
上蒲刈島の藻塩を使ったシンプルなパンに、瀬戸内の島々で育ったレモンの皮をすりおろしたソースでつくる、サクサクのラスクです。

材　料:パン・クリーム（乳製品）
砂糖・レモン（瀬戸内産）
価　格:350円（税込み）