[薪ストーブ関連号のご案内]

  • チルチンびと86号

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ご購入のご案内はこちらをご覧ください。

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  • 設計:伊藤誠康・北村まゆ子(ノモトホームズ)
  • 施工:ノモトホームズ
  • 薪ストーブ:スキャンCI-1GS CB
炎のぬくもりが子どもたちの感性を豊かに育む。

小笠原さんが家づくりを決意したのは、4歳の娘さんと1歳の息子さんのため。「私の母は、『家は子どもを育てる』とよく言っていました」とご主人。その思いは、漆喰や地元の越後杉で仕上げられた伸びやかな室内はもちろん、リビングのコーナーに設置された薪ストーブにも込められている。

「みにくいあひるの子」の愛称を持つデンマーク製の薪ストーブは、ご主人の岩手の実家で使っていたものと同じ機種。幼い頃から薪ストーブに親しんできたご主人は、「薪ストーブは毎日、普通に使うもの」と言う。朝起きたら火を入れて室内を暖める。その火を使って米を炊き、新潟特産のイカの一夜干しを炙って食べたりもする。そして何より、薪ストーブの炎が家族の心をひとつにしてくれる。気がつくと自然と薪ストーブのまわりにみんなが集まっているという。

リビングにはテレビを置かず、家族の時間を大切にしている。子どもたちは薪ストーブの炎に親しみ、炊事や薪割りなど家の手伝いをしながら、いろんなことを学ぶ。そんな暮らしが、子どもたちの心を豊かに育んでゆく。

家族がひとつに暮らせる開放的な室内。
左:料理はお子さんも一緒に。中央:食卓での楽しいひととき。 右:薪置き場を兼ねたウッドデッキ。

 
 

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