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日々のお手入れと煙突掃除(前編)

 

薪ストーブ本体はとても頑丈にできているため、こまめにお手入れさえすれば、いつまでも長く愛用することができます。また、その性能を維持し安全性を保つことにもつながります。ここでは、日頃のお手入れのポイントと、煙突掃除の仕方をご紹介しましょう。

 

■ガラス窓の掃除
薪を燃やすと本体の窓ガラスが汚れることがあります。ガラスに近いところで薪を燃やすようにすれば、汚れを燃やすこともできますが、汚れがひどい時や来客時に燃やす時などは、きれいに掃除すると気持ちもよいものです。

左/ガラス窓にガラスクリーナーを吹き付ける。 右/スポンジ(研磨剤なし)で拭く。タオルなどよりもスポンジのほうが落ちやすい。ひどい汚れには、アンモニア水等を用いる人もいる。

■鋳物部分のお手入れ
鋳物部分も最初のうちはきれいでも、次第に汚れたり錆びが出ることもあります。日頃からきちんと手入れをすることで、本体も長持ちします。錆びが出た場合は、金ブラシ等で錆びを落とし、専用の耐熱ペイントを施します。

左/タオルにオイル(サラダオイルやオリーブオイルなどの食用のもので可)を染み 込ませる。 右/ストーブを拭いて、オイルを馴染ませる。

■ガスケットの交換
ガスケットとは薪ストーブのドアの内側にぐるりと回されたグラスファイバー性のロープのこと。ストーブの機密性を高めるための部材です。長年使用するとこのガスケットが傷み、燃焼効率が低下します。その際には、ガスケットの交換が必要です。

ストーブの使用とともに磨耗したガスケットは交換が必要。空気の調整ができにくくなったら交換時。簡単に着脱できるので、新しいものと交換する(耐火セメントで貼り付けてある機種は専門店に任せよう)。

 

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