ハレハレ本舗

ハレハレ本舗の新しい取り組みが始まりました。

ハレハレ本舗では和紙の原料の楮（コウゾ）栽培からの一環した薬品を使わない紙作りを続けてきてます。
この10年間は地域の取り組みとして、60年前までは高知県下でも質の良い原料産地であった旧佐賀町若山地区の「若山楮」栽培復活を地域の方々と続けて来てます。
御陰さまで、「若山楮」の質の良い楮は紙漉きさんからも好評です。
今春新しく発刊された「黒潮町史」にも堂々と町の特産品、ブランド品として掲載されました。

冬の収穫作業はずっと完全野外のテント9年間。
最高齢は88歳。

この度、新しい若山楮和紙工房が、県と町の事業で完成しました。
もう、寒い中外でやらずに済みます。
工房は、かつて一集落の生活を賄ってた豊かな山水を引き、竃、暖房となる薪ストーブの熱源は薪という、システムを取ってます。
楮収穫、紙漉の仕事場であり、防災に何処よりもチカラを注いでる黒潮町ならではの災害避難の際の拠点にもなりうる場所としても考えました。

ここで、江戸時代に近い紙漉きを更に続けるハレハレ本舗は次のステージ。
10年間、楮収穫に県外や関東方面からもお越しになるリピーターの方々に。
自分で刈り取って剥いだ楮が「どうやって紙になるの？」の為に。
もっと沢山の方々に「紙が産まれる場」を体験して頂くために。

紙漉体験を始めました。
まだ始まったばかりで、スタッフも関係者も右往左往してますが、ネットでの受け入れ窓口も始まりました。
全国的に有名な黒潮町の「砂浜美術館」が山のアートの受け入れ口となりました。

宿泊などの御相談も承ってくれます。
どうぞ、宜しくお願いします。

若山楮紙漉き体験