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ギャラリー・工房
聴竹居
京都府乙訓郡大山崎町の天王山の麓に創建時と変わらぬ姿で建つ「聴竹居」(ちょうちくきょ)は、建築家・藤井厚二(1888~1928)の第5回目の実験住宅(自邸)です。
今から86年ほど前の昭和3(1928)年に建てられた「聴竹居」は、一番身近な建築・住宅の理想形=「真に日本の気候・風土にあった日本人の身体に適した住宅」を生涯追い求めた藤井厚二の研究と実践の集大成です。
「環境の世紀」と言われる21世紀。環境、風景、住まいへの関心が一段と高まっている現代において、藤井の残した名言「其の国を代表する建築は住宅建築である」のもつ今日的な意味はきわめて大きいと言えます。私たちは、大山崎町の貴重な文化遺産である「聴竹居」の建築的・歴史的・環境工学的価値を再確認し、そのモダンな中にも現代の日本人が忘れかけている日本人の美学やライフスタイルに適合した空間の魅力をいかしつつ、維持管理・保存し、様々な形で活用していきたいと考えています。
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住所 | 京都府乙訓郡大山崎町 |
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Tel | 080-6117-7510 |
HP | http://www.chochikukyo.com/ |
chouchikukyo@gmail.com |