祈りのかたちⅡ　Form of prayer II　戸田浩二展

「鉄鉢の壺」
古代より、僧侶が托鉢などで使っていたという鉄鉢。
そのかたちは、小さな高台から肩口にかけて豊かに拡がり、先端はやや内向きになっています。
先端が内向きになることで、内部の空間を包み込んでいます。
「これは壺になる。」

では、鉄鉢の上部にはどのようなかたちがふさわしいのだろうか？
想いを膨らませて作りました。

—戸田浩二