1月9日(月) ~
1月31日(火)
曜変天目再現研究 新境地 九代 長江惣吉展
何かと思うように活動できない状況が続いております。
海外には渡航できず、瀬戸の窯に籠って新たな試みをいろいろ行ってきました。
銀兎亳の立体的作品、より鮮やかな星曜盞、地元・瀬戸で鎌倉時代から作られてきた瀬戸天目の再現などです。
今回の個展では、そうした実験の成果を展示させていただきます。
皆様のご高覧を賜れば幸いです。
九代・長江惣吉 拝
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中国・南宋時代に作られた曜変天目茶碗の忠実な再現に挑む唯一の陶芸家と知られる長江惣吉。
玄羅での2017年5月の全国発個展開催から、4回目となる個展です。
毎回、曜変に現れる光彩研究の成果を反映した独自の作品を発表してきました。
実直に、倦まず弛まず努力してきた現在地の成果をご紹介します。
長江惣吉 略歴 1963年 尾張瀬戸の染付磁器の窯屋・素山窯(そざんよう)に誕生 1998年 九代・長江惣吉を襲名 2001年 建窯窯址で、宋代に曜変製作に使用の粘土と釉薬の原料(計80t)を、調査、採掘、輸入 2003年 NHKハイビジョンスペシャル「幻の名椀 曜変天目に挑む」出演 2010年 東洋陶磁学会研究会にて「曜変の再現研究」発表 2013年 愛知県長久手市の名都美術館にて「長江惣吉作陶展・曜変天目の再現と創作」展開催 2015年 上海で開催の「古陶磁化学技術国際討論会」にて『茶洋窯の灰被天目の研究』論文発表 2016年 NHK・ETV特集「曜変~陶工・魔性の光彩に挑む」に出演 2017年 瀬戸市美術館にて「曜変 長江惣吉」展開催 2018年 TBSテレビ「クレイジージャーニー」出演 2019年 ローマ教皇にインドネシア政府から作品献上 愛知県文化芸術選奨文化賞受賞 パリ装飾芸術美術館に作品収蔵 台湾公共電視台 大型教養番組「世界新天目」出演 国際グランプリ受賞 2020年 中国・上海市立美術品博物館にて開催『国際伝統芸術招待展』招待出品 大阪市立東洋陶磁美術館にて開催「中国黒釉の美・天目展」招待出品 東京芸術大学にて集中講義「曜変の再現研究」「陶芸で生きるということ」 2021年 国際日本文化研究センター協同研究院委嘱
日 時 | 2023年1月9日(月)~1月31日(火)12:00~17:00 ※定休日 水・木曜日 ※作家在廊日 1/21(土)・1/22(日) |
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場 所 | 玄羅 石川県金沢市本町2-15-1 ポルテ金沢3F |
H P | http://genraart.com/ |
S N S |