『海のミルク』と呼ばれる真牡蠣は今が旬のオイシイモノ!!
グリコーゲンの他、必須アミノ酸を全て含むタンパク質やカルシウム、亜鉛などのミネラルが豊富で、健康にも美容にも良い栄養素の高い食べ物です。
石川県では能登が牡蠣の産地で有名です。能登は日本海に突き出した半島で、荒々しい波しぶきの日本海側は外浦、冬でも比較的穏やかな穴水湾・七尾湾側を内浦と呼びます。そんな穏やかな穴水湾や七尾湾には、牡蠣の餌になるプランクトンが多く牡蠣の養殖がさかんに行われているのです。
「海は山がつくる」とよく言われますが、穴水湾や七尾湾にも山林の栄養分が川から海へと流れ出しプランクトンが豊富なのです。厳しい冬の中で育った能登牡蠣は味も良く濃厚で、肉厚で甘味が多いのが特徴です。
1年に1度この時期にしかオープンしない<のと鉄道穴水駅・あつあつ亭>を訪ねました。のと鉄道の旧穴水駅の待合室等を利用した食事処は、1月11日~3月23日の土日祝の営業のみで、営業時間内は牡蠣を求めるお客さんで長蛇の列になることもあるそうです。
その魅力は何と言ってもその安さ!人気の『あつあつ盛りセット』には、殻つきの牡蠣が7個、牡蠣フライ5個、牡蠣ご飯、お味噌汁、お漬物がついて1500円なんです!!
炭火の上にまずは平らな方から焼くこと1分、ひっくり返してパカッと口が開き、アツアツな牡蠣をほおばる。磯の香りいっぱいの牡蠣汁にプリプリとした濃厚な牡蠣。産地まで足を運んで良かった~と至福に包まれます。
そして、この時期には金沢から穴水まで、JR普通列車とのと鉄道を2日間乗り放題で大人1500円という超お得な『能登ふるさと博フリーきっぷ』を利用して穴水駅のあつあつ亭に行けば殻つきの牡蠣が2個プレゼントされるそうです!金沢からのんびり列車の旅というのも、能登の里山里海の景観が楽しめていいですよ。
また、穴水町では<まいもんまつり『冬の陣』かきまつり>が開催中です。まいもんまつり加盟店では牡蠣のフルコースがいただけます。
今が旬の能登牡蠣、是非この機会にご賞味くださいね。