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諸戸徳成邸の保存・活用を考える会

「諸戸徳成邸の保存・活用を考える会」は、三重県桑名市東方に大正末から昭和初期にかけて山林王と呼ばれた二代諸戸清六によって造られた「諸戸徳成邸(別邸)」の保存活用を願う立場から、市民の有志が立ち上がり2014年2月に設立した団体です。この「諸戸徳成邸」は、現在、個人の所有であり、維持管理も難しくなり、立地の良さから、たびたび取り壊しの話が浮上し、保存の危機さらされています。現在の活動は、所有者にご理解をいただき、庭園の除草や建物内の清掃・一般公開の際のガイド・マスコミなどへの周知などボランティア活動として保存と活用を行っています。

「諸戸徳成邸(別邸)」は三重県桑名市東方1524番地に位置し、敷地面積7,700㎡あります。敷地は、桑名市街を眺望する小高い丘陵に位置しています。初代諸戸清六は明治31年頃から、ここに同家の墓所を整備しています。この墓地に接して邸宅が建設されたのは、二代清六の代であり、大正13年~昭和初期と考えられています。本邸は鷹場(現:六華苑)であり、徳成の邸宅は、二代清六の子どもが旧制桑名中学に通学するために建設したと伝えられています。

桑名市内には、初代諸戸清六の庭園と邸宅(諸戸氏庭園)、二代諸戸清六の庭園と邸宅(六華苑)が現存しており、それらと同等の価値がある庭園と建物が諸戸徳成邸になります。

住所〒511-0854 三重県桑名市蓮花寺825-20
Tel080-5130-6228
E-Maily-mztn@mars.dti.ne.jp