「わたしとほし」出版記念写真展

わたしとほし
モデルのタラさんと写真家 回里純子さんの同名書籍の出版を記念した巡回展になります。

「私」「星座」「花」「バレリーナ」をモチーフにした4人の女性を演じたのはtara。
彼女自身の過去を見つめ直し、未来へと羽ばたく一歩を踏み出すような〈破壊と再生〉という意味合いのある作品でありながら、写真に触れた人が、もしかしたら私かもしれないと思えるような普遍性も感じられる、誰もが抱く苦悩や喜びを描いた物語を感じさせる作品。
回里純子による儚くもしたたかな生命力を感じる美しい写真、『わたしとほし』の世界へと誘うtaraの言葉に加え、写真から着想を得て生まれた脚本家の阿久津朋子による脚本も収録。
ブックデザインは脇田あすか。
個性あふれる写真や脚本がまるで一人の人格であるかのようにまとまって、ささやかなのにページをめくると壮大な世界が広がるような希望に満ちた一冊。