11月20日(水) ~
11月24日(日)
杉本玄覚貞光 展
茶の正月でもある11月に恒例となった杉本氏の展示では井戸、赤、黒、天青瓷茶盌、掛花入れといった茶の器に加え、ぐい吞み、鉢などの懐石の食器も並びます。
杉本氏が師と仰ぐ大徳寺の高僧、故立花大亀和尚は大茶人と言われていた方で、それ故に氏の作る茶盌は、わび・さびが根底に流れ重厚な佇まいが印象的でした。
今回新たに届いたのは、通常よりひとまわり、ふたまわりも小ぶりになった旅茶盌です。
掌にしっくり馴染むその茶盌は、90歳も近い御歳ながら自由で軽やかに人生を愉しむ氏の姿が作品にも反映されているように感じました。
茶盌は小ぶりでも風格ある存在感は充分で、外でも内でもお茶を愉しむ特別なひと時をもたらしてくれそうです。
23日(土)は、2F舎廊房隅於 茶人中山福太朗氏に点茶いただきます。
日 時 | 2024年11月20日(水)~11月24日(日)12:30~17:30 ※会期中無休 |
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場 所 | 川口美術 京都府京都市左京区下鴨宮河町62-23 |
H P | https://kawabi.jp/ |
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備 考 | 写真/田中幹人 |