9月4日(水) ~
9月8日(日)
大矢拓郎 木工展
再会は2016年春、初回我谷盆賛の時でした。
その数年前、朝鮮の焼物が好きですと、時々顔を出す工芸学校で木工を学んでいる若者がいました。
「木工なら当店には朝鮮家具が沢山並んでますよ。」「興味はもっと小さいモノなんです。」の会話を思い出します。
卒業後、佃眞吾氏の元で修業を積み、明けて自工房を持って間もない時期、我谷盆出展者としての来訪でした。
森口氏主導の我谷盆賛は年を追って順調に伸びている催しです。
その中にあってまとめ役を請けるまでに成長してこられました。
大矢氏木工の基本は、丸太材を板に作る技の延長上にあると言われます。
その時々に必要になる工具に拘り、工夫した工具から現われる木の味を生かした作品作りをされています。
我谷盆の底面に鑿痕を残さない手法を用いたり、此度は「鉋目なぐり」の手法を編み出し、重箱などを仕上げています。
日 時 | 2024年9月4日(水)~9月8日(日)12:30~17:30 ※会期中無休 |
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場 所 | 川口美術 京都府京都市左京区下鴨宮河町62-23 |
H P | https://kawabi.jp/ |
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備 考 | 写真/伊藤 信 |