8月3日(土) ~
8月11日(日)
大浦裕記 展-静寂の中の轟音-
大浦裕記展「静寂の中の轟音」と題した今展は、新作のキャンバスの壁面作品と花器を中心とした展示となります。
前回の個展から約1年の間、静かに自身と向き合い、心の奥にあるさまざまな感情をもとに、新たな表現を試みてきた大浦さん。
これまでは、日常使いのうつわの世界で作品制作を行ってきましたが、その枠を取り払い、より大きな世界で表現されています。
彼のこの先の作家活動の中でも重要な意味を持つこの展示を ぜひ多くの方にご覧いただければと願っております。
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“去年の個展後から毎日15分程の瞑想を生活に取り入れるようになったのですが、 (僕の言う瞑想は思考することを意識的にやめて、ただ呼吸に集中する時間の事です。) 脳が何かについて考え出すと、その都度頭から消して再度呼吸に集中します。 続けていると静かな森の中にいるような静寂に包まれるのですが、 その静寂の中にいても幾つかの様々な感情が自分の中にあることがわかります。 それは怒りであったり、寂しさであったり、焦りや恥、あたたかい感情も含まれて様々です。 ポジティブな感情もネガティブな感情も複雑に絡み合っていて、 それは思考とは別に確かに存在し、静寂の中で大きな音を発しているのです。 そしてその音が、自分が作品を作る源なんだなと思ったのです。 やがて完全な静寂に包まれる時が来るのかも知れません。 それを望んでもいますが、今の自分はまだまだ外に撒き散らす事が必要なようです。”
大浦裕記 Hiroki Ooura 1978年 神戸生まれ 22歳から沖縄読谷村にて陶芸を学ぶ 27歳の時、兵庫県にて独立 30歳、東京西荻窪の魯山で初展示 その後展示会を中心に作品を発表
日 時 | 2024年8月3日(土)〜8月11日(日)12:00~18:00 ※定休日 8/6(火) ※作家在廊日 8/3(土) |
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場 所 | Analogue Life 愛知県名古屋市瑞穂区松月町4-9-2 2F |
H P | https://analoguelife.com/ja |
S N S | |
備 考 | ※個展の初日3日(土)15:30までは、事前予約の抽選に当選された方のみのご入店とさせて いただきます。当選された場合、当日は8名様45分毎の入れ替え制となります。3日(土)15:30以降はどなたでも自由にご来店いただけます。 ※詳しくはこちらをご覧ください。 |