7月3日(水) ~
7月7日(日)
骨董チョガッポ展’24
この道の先達許東華氏は物を覆ったり包んだりする風呂敷のような役割をする布をポジャギと紹介されています。
かなり広い意味です。
その中で衣服などを作った時に出来る端布を継ぎ合わせてポジャギにしたものがチョガッポで、私が魅かれるのは、麻、苧麻のチョガッポです。朝鮮時代に女性が質素倹約の精神で残り布をコツコツと貯めて作ったものです。
ものを包む為には強度が必要なので布と布を継ぐ時は、縫い代を巻き込んで仕立てるカムチムチル方式で継ぐことや、バイアス布が入ると傷み易いので、布の目の方向を揃えることが共有の智恵でした。
大きいものに対応できるよう4〜3隅に紐をつける知恵もありました。
散乱させずに端布を貯める為、帯状に繋いだものを貯める方法もとられていました。
そう言う知恵の集積がチョガッポの美の根源にあると思うのです。
日 時 | 2024年7月3日(水)~7月7日(日)12:30~17:30 |
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場 所 | 川口美術 京都府京都市左京区下鴨宮河町62-23 |
H P | https://kawabi.jp/ |
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備 考 | ※予約歓迎 ご予約はメールでお願いします。[Mail]kawabi.jp@gmail.com 写真/田中幹人 |