11月4日(土) ~
11月11日(土)
竹岡健輔・知麻 二人展 − 硝子と墨象と空間 −
竹岡さんのケーンというガラス棒を使った花器を眺めていたらそれが文字に見えてきて、文字といえばと墨象家の知麻さんが浮かびました。
ガラスは透明で、書は墨色が基本となりその表現領域において創意工夫で新しい表現を生み出し、時には色を含めて変化させたり
することでこれまでになかった新たな領域を開いていくのだと思います。
お二人も楽しみつつ新しい表現を模索されています。
今回はガラスと書と一見すると何のつながりも無さそうな組合せですが、それぞれの作品を並べていくことでガラスと書の未来を感じていただき、また空間との共鳴と題しまして、ガラス、書、空間が1つになる調和そして大きなうねりのようなものも感じていただきたい、そんな実験的な試みの展示会です。
見てくださる方の感想をたくさんいただき新たな領域へ進むためのエネルギーとしていくことでこの展示会は完結します。
たくさんのお客様に見ていただけますよう。
- 竹岡健輔 - instagram 1996 神奈川県生まれ 2019 多摩美術大学美術学部工芸学科ガラスプログラム 卒業 2021 富山市立富山ガラス造形研究所研究科 修了 2023 アナザーワールド:不思議でリアルな世界 富山市ガラス美術館 2022 ジャンルレス工芸展 国立工芸館 金沢
- 知麻 - instagram 東京都出身。5歳より筆を持ち、書家・眞田朱燕に師事。 書に限らず絵画や演劇などの芸術活動を行い、201 年、自らの表現を求め「墨象家(ぼくしょうか)」として独立。 古典的な書道の概念にとらわれない表現活動とともに、墨と書だけでなく 日本の伝統文化の魅力を伝えることにも取り組んでいる 2023 ART FAIR TOKYO 2023 2022 個展「Reverb−相乗−」GINZASIX 東京/大丸 心斎橋 大阪