1. HOME
  2. イベント
  3. 大阪府
  4. 大阪駅・梅田駅・福島・淀屋橋・本町
  5. gallery yolcha -ギャラリーヨルチャ-
  6. Jaaja 展「人間の自然」

9月30日(土) ~

10月21日(土)

Jaaja 展「人間の自然」

gallery yolcha Jaaja 展「人間の自然」

岐阜・東白川村で半自給自足の生活をしながら、
音楽や創作活動を行うJaajaの展覧会です。
絵画や動物の骨などを使った作品を展示。
最終日には彼らの暮らしを追ったドキュメンタリー映画の上映と、
監督の中ムラサトコ氏を交えたライヴも開催。

Jaajaとは、唯一無二の芸能一家である。
親子で、叫び、奏で、描き、作り、寝て、食べて、育て、生きる。
一家の父親でソングライター、長谷川雄一氏は以前こんなようなことを口にした。
人も自然の一部だから、戦争も原発事故さえも自然だと思うと。
その言葉にもちろん悪意はないし煽ったりもしていない。
そこには泰然自若のたましいがあるだけだ。
わたしはなぜか穏やかな気持ちになり、首を大きく縦に振っていた。
それを聞いた時、小学生の時の担任の先生の問いを思い出した。
面白くて人気のあった青髭ジョリジョリのU先生は生徒たちに尋ねた。
「自然とは何ですか?」わたしが当てられて「森とか海とか」そんな風に答えた。
すると先生はニヤニヤしながらこんな感じのことを言った。
きみが息をしたり手を上げたりするのが自然なんだと。
その時のわたしは子供心にもやもやして腑に落ちなかったが、
それから数十年後に出会ったjaajaがその言葉にリンクしたのだ。
宇宙的な視点から見れば、人間全体の所業も自然なことなのだと。
そもそも「自然環境を救う」なんておこがましいことだ。
そう言うことで、もはや人と自然を切り離そうとしているのだから。
われわれはまず、日々の自分の生によって世界を認識し、
自分たち家族とせいぜい飼ってる動物たちを生かさなければならない。
遠い異国の断絶した世界を想像する力は、隣人と共に生きる暮らしから始まる。
生きながらにして死んでいる生活が蔓延するこの世にあって、
死をおおらかに抱き抱えて、誰よりも生を満喫する家族がいる。
固有名詞でありながら、汎民族的なコミュニティ。
それこそjaajaなのだ。

gallery yolcha イルボン

Jaaja | ジャージャ
のばたくみの、長谷川雄一の二人組。世界十数カ国を演奏旅行、母国日本でもライブ、絵画やオブ ジェの展覧会を行う「Jaaja」。里山に住み、Jaaja PLUTATA その他の名義で音楽活動をしつつ、 薪割りや田畑仕事、創作活動をしている。
中ムラサトコ | なかむらさとこ
ボイスパフォーマー、映像作家。 変幻自在なボイスパフォーマンスと、哀愁漂う足踏みヲルガン弾き語り、 はたまたエネルギー炸裂の太鼓叩き語りの歌い手として活躍。 ダンス、演劇、絵画、映像など多岐にわたるアーティストとの公演や作品制作をしている。 乳幼児の為の芝居や、特別支援学級に通う子ども達と作るワークショップなど、子ども達との関わ りの中での表現を特に大切にしている。 近年は映像制作に取り組み、ドキュメンタリー映画『ふたたびまたたび』『Jaaja』『アマカラな 子ドもたち』等、音楽活動を通じて知り合った表現者達を題材とした作品を作り続けている。
Jaaja(映画)
2021年の日本。 現代に生きる傀儡師達の暮らしぶりを見つめたドキュメンタリー。 
岐阜県の山の中に住む家族「jaaja」。
ジャージャの生き方を通して見えてくる、豊かさと自由の本質についてのお話。
監督/撮影/編集/制作|中ムラサトコ
出演:jaaja(PLUTATA)GIANT STEPS 他
2021年6月制作|56分44秒

[クロージングイベント]
Jaaja×中ムラサトコ LIVE+ドキュメンタリー映画「Jaaja」上映会
10/21(土)open 17:00/start 17:30
○アーティストトークあり(進行 イルボン|gallery yolcha)
¥3,000+1drink

日 時2023年9月30日(土)~10月21日(土)13:00~19:00(日曜日 12:00~19:00)
※定休日 火・水・木曜日(10/9(月・祝)臨時休業)
場 所gallery yolcha FLAT space 大阪府大阪市北区豊崎1-1-14
H Phttps://yolcha.jimdofree.com/
S N S
備 考入場料:yolcha運賃制(¥300で乗車券を購入/同額分ドリンクに利用可)
※詳しくはこちらをご覧ください。

EVENT

新着イベント