1月25日(水) ~
1月29日(日)
– 川口美術30周年記念 – 土本 訓寛 久美子陶展
期待にお応えし開催します土本夫妻の初個展です。
その工房は越前焼古窯跡の隣接地、越前町の丘陵地にあり、窯裏の傾斜地から陶土が採れると言う恵まれた地の利を得ておられます。
陶の成形→絵付→焼成で、中間の絵付が久美子さん担当なのですが、彼等の場合、流れ作業とはかなり違って聞こえました。
新工夫を加えた成形品が投げかけられる。
意外な所に絵付されて焼成に回ってくる-こんなキャッチボールが時々されているらしく、それを楽しんでいる風で、現代の夫婦を感じ、ここが芯だと思えました。
完成度など関わりなく、お二人が作られるものはどの作品も不思議と人を惹きつける雰囲気を持っている訳が解った気がしました。
焼締象嵌なるジャンルは、まさにこの夫婦特有の作品群であり、蓮弁皿などその代表作品かと思います。
中国茶から煎茶に幅を拡げ茶器類が並びます。お愉しみ下さい。
日 時 | 2023年1月25日(水)~1月29日(日)12:30~17:30 ※会期中無休 |
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場 所 | 川口美術 京都府京都市左京区下鴨宮河町62-23 |
H P | https://kawabi.jp/ |
S N S | |
備 考 | ※予約優先 写真/象嵌茶壺など2点 撮影/田中幹人 |