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10月17日(金) ~

11月3日(月)

鈴木 徹 作陶展

鈴木 徹 作陶展

やきものの産地、岐阜の多治見にて、常に新しい境地を開こうと、日々、努力を重ねてきた人である。
磯部に代表される緑釉が、美濃という土地に歴史的な地層を重ねてきた。
その土地で、独創とは何かを究めることが、無意識に、または意図的に、心の中にあったことは疑いの余地がない。
先達の陶芸家たちの足跡と巨像がある環境で、進むべき行き先を見いだす葛藤と研讃が、今の作陶の在りかを生みだした。
やきものをどう作るのか。やきものという存在を、常に新しく、時代の風雪に耐える作品として、創作する。
決して華やかではないが、地道にひたむきに取り組む毎日に、思いがけぬ作品が生まれ来る。

早いものでこの道に入って40年近くが経とうとしています。この間、緑釉の仕事を制作の中心としながら発表して来ました。
織部釉ではあるけれど、織部という範疇を超えた作品を発表したい、今までになかった作品を作りたい、そんな思いから織部と呼ばずに緑釉として発表してまいりました。
最近では三彩や、赤朽葉など新しいシリーズも始めましたが、何れにしてもこの気持ちを忘れることなく、存在感のある力強い作品を発表し続ける努力を重ねることが肝要と思っています。
このたび、縁あって金沢で初めての展覧会をお世話になることになりました。
どうぞご高覧いただき感想などお聞かせいただけましたら幸いです。
---鈴木 徹

鈴木 徹【陶 歴】
1964年 岐阜県多治見市に生まれる
1987年 龍谷大学文学部史学科卒業
1991年 第38回日本伝統工芸展入選 以降29回入選
1997年 (公社)日本工芸会正会員になる
2003年 第50回日本伝統工芸展「新人賞」受賞
2008年 第36回新作陶芸展「日本工芸会賞」受賞
2009年 第3回菊池ビエンナーレ「奨励賞」受賞
2012年 第32回伝統文化ポーラ賞「奨励賞」受賞
平成23年度岐阜県伝統文化継承功績者顕彰
2013年 母校龍谷大学より「龍谷奨励賞」受賞
2015年 第62回日本伝統工芸展「NHK会長賞」受賞
2016年 平成27年度日本陶磁協会賞 受賞
第11回パラミタ陶芸大賞展
2017年 第64回日本伝統工芸展「緑釉花器」宮内庁買上げ
2024年 令和6年度岐阜県芸術文化顕彰
多治見市無形文化財「織部」指定

日 時2025年10月17日(金)~11月3日(月・祝)13:00~17:30
※休み 火・水曜日
※作家在廊日 10/18(土)・11/19(日)
場 所玄羅 石川県金沢市本町2-15-1 ポルテ金沢3F
H Phttp://genraart.com/
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