7月15日(火) ~
7月28日(月)
首藤成利 作品展「幕間」/太田めぐみ モザイクタイルアクセサリー「光のかけら」
首藤成利 作品展「幕間」
演劇は役者さんを生で観れること、基本的に1度限りであること、舞台と観客の一体感など、映画館とは一味違う臨場感を体験できる場だと思います。
今回の作品展のテーマである幕間(まくあい)の雰囲気は演劇独特のものだと思います。
演劇は基本的に舞台が一つなので、場面が変わる時に暗転があり幕を降ろさず、舞台を暗くしてシーンが変わります。
その幕間のあいだの何か気配のようなものを作品にできたらなと思い今回のテーマにしました。
暗闇の中、セットを変えるスタッフさんの動き、裏方では出番を待つ役者さんが控え、観客席は期待感に包まれます。
もちろメインは演劇ですが、幕間は単なるつなぎの時間ではなく、それも含めて演劇の一部のような気がします。
ライトが落ちた中、役者、スタッフ、観客がそれぞれ、何かを思い、何かに浸る、自由な空想の瞬間かなと思います。
作品は抽象的な表現ではありますが、演劇の臨場感みたいなものを少しでも感じていただけたらなと思います。
首藤成利 兵庫県在住 本業はグラフィックデザインですが、ある人との出会いから仕事から離れた作品づくりを始めるようになりました。 ファインアートにはそれ程興味がありません。道ばたに落ちている風情あるゴミに魅かれたりします。 クライアントからの注文を受けてやる仕事とは違い、無から始まる作品づくりは自由なだけに煮詰まることもしばしばです。 毎回テーマを変えて制作していますが、仕事柄どうしても作品がデザイン的になってしまうのが悩みの種です。 もっと自由に、大胆に、楽しんで、作為的ではない作品づくりを目指しています。
太田めぐみ モザイクタイルアクセサリー「光のかけら」
「一緒に生きていこう」そっと告げる幸せの瞬間
「おめでとう。末永くお幸せに」祝福に満ちたウエディングの日
「もう少し、もう少し……」夢に手が届くその一歩手前で
「ありがとう、長生きしてくれて」ただそこにいてくれることへの感謝
人生には、美しい時間があります。
その濃密な空気感を私なりの表現で形にしました。
壁飾りには、かけがえのない人生のワンシーンを。
アクセサリーには、輝く時間のかけらを日々肌で感じていただけるように。
良かったらお手に取って、ゆっくりご覧になってください。
あなたの心に響く一品となれば幸いです。
太田めぐみ 兵庫県在住 普段は言葉を紡ぐ仕事をしています。 30年以上前から海外タイルに魅了されコレクションを続けていました。近年、タイルを割って新たな形に変化させるモザイク技法に出合い、タイルの楽しみ方が広がりました。 タイルを細分化することで、どんな形にも再構築が可能となり、新しい姿や用途へと変化させる創造性を探求しています。