3月15日(土) ~
4月5日(土)
林佑紀「O」
hitotoでは初となる、写真家・林佑紀の個展を開催いたします。
会場では同名タイトルの写真集も販売致します。
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From the Exhibitor
昨年出版した同名タイトル写真集から抜粋・構成した展覧会になります。
例えば、自宅の玄関を出た瞬間、美しく光る水たまりや木漏れ日が目をかすめたその時に自身の中で動く情緒の閃きや揺蕩いを、自分なりに考えてみたいと思いました。
言葉や意味の手前側で一旦立ち止まって、モノを「見る」ことについて、その行為の中で流れる「時間」について、何か考えたり感じたりする一助になれば幸いです。
◾️Event ギャラリートーク「大日方欣一× 林佑紀」 フォトアーキビスト、写真史家の大日方欣一さんをお迎えして林さんとのギャラリートークイベントを開催します。 日時:2025年3月22日(土)18:00〜 ※予約不要 料金:無料(ワンドリンク制となります)
林佑紀 Hayashi Yuki 写真家 1984年生まれ 京都在住 2009年〜2015年までgallery10:06(大阪)に在籍 2016年よりgallery main(京都)にて活動 個展 「Blitzkrieg Bop」(gallery10:06/2009年) 「suburb」 (gallery10:06/2010年) 「nation of city slave」(gallery10:06/2011年) 「untitled」(gallery10:06/2011年) 「carve gravity」(gallery RAVEN 東京/2013) (gallery CLASS 奈良/2013) (gallery 10:06 大阪/2014)3都市巡回 「縁へ」(gallery main 京都/2016年) (gallery CLASS 奈良/2017) 「像を待つ」(gallery main 京都/2021年)
大日方欣一 Obinata Kinichi 1990年代より作品資料のアーカイブ構築をベースとする写真史研究、作家研究を続ける。 現在、九州産業大学芸術学部教授、同大学美術館長を兼職。福岡在住。 主な企画展:「かたちとシミュレーション:北代省三の写真と実験」(川崎市岡本太郎美術館 2013)、 「影像2013」(世田谷美術館区民ギャラリー 2013)、 「愛について あてのない旅 たたずむ光―野村佐紀子」(九州産業大学美術館 2017)、 「大辻清司 眼差しのその先」(武蔵野美術大学美術館・図書館 2023)、 「もしも… 大辻清司の写真と言葉」「ホクソ笑む葉緑素―牛島智子」(九州産業大学美術館 2024)ほか。 主な編著:『大辻清司の写真 出会いとコラボレーション』(フィルムアート社 2007)、 『榎倉康二〈予兆〉』(東京パブリッシングハウス 2015)、『今井祝雄 タイムコレクション』(水声社 2015)、 『大辻清司アーカイブ フィルムコレクション』(武蔵野美術大学美術館・図書館、2016~ 現在8巻までを刊行)、 『CADS Interviews 映像作家伊藤高志、自作を語る』(九産大アート&デザイン研究センター 2025)ほか。