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7月5日(金) ~

7月22日(月)

花と容れもの

ギャラリー 日日 花と容れもの

夏至。地球を回る太陽の高度が最も高くなり、一年のうちで最も日が長くなるこの時期、京都の町は高揚と祈りに包まれます。
7月1日から約1ヶ月半ものあいだ、精霊たちが舞い戻ってくるのです。
京都の大祭、疫病退散の祈願である御霊会の「祇園祭」は、厳粛な氏子によって千百年もの時を絶えることなく、連綿と受け継がれています。
一方、京都人みなが祈る儀式のひとつに「送り火」があります。
8月13日から16日に舞い戻ってくると言われる先祖の精霊たちを、再び黄泉国へ送るための儀式として、16日の夜に京都の町を取り囲む五つの山に松明を灯し、その炎に手を合わせて見送るのです。
文字を持たない古代の時代から、人々はみな祈りを分かち合うことで結束を固め、赦しと安らぎを求めてきました。
儀式のなかで用いられる水、炎、花、舞、太鼓や鈴などの楽器の音、神輿や豪奢な調度品は、心を合わせるための可視化された装置であり、再生のエネルギー、そのシンボルでもあります。
この時季にあわせ、「花と容れもの」展を開催します。
なぜ人は花を手折り、それを愛でるのでしょうか。
花の姿に何かを求める源泉、そして美醜を分つ心は特別なものでしょうか。
花が咲いている、その歓びはどこから来るのでしょうか。
本展示では、花を生けることに改めてフォーカスします。
花を受け止める器という視点で、花器はもちろんのこと、かご、ザル、盆など、時代、作家を交えて、さまざまご紹介いたします。

◾️杉謙太郎さんによる花会
『日々の花のこと』
日にち:2024年7月5日(金)・6日(土)
時間:①13:00~15:00 ②16:00〜18:00
費用:5,500円
定員:各回5名
ゲスト:杉謙太郎さん
国内外で活躍される花人、杉謙太郎さんをお迎えし、日々の花や茶花についての花話を伺うとともに、杉さんの花生に立ち会い時空を共にします。また参加者のみなさんにも、展示中の花器を使い実際に花を生けていただくワークショップ&トークです。

*申し込み:お申し込みフォームより受付(6月20日(木)11時より)

VIEWING ROOM
本展ではVIEWING ROOMのご案内がありません。
作品についてはお電話 075-254-7533 、またはメールにてお問い合わせください。

Instagram
本展の様子や出品作品を@gallery_nichinichiでもご紹介いたします。

ZOOMでのお買い物
ギャラリーにお越しになれないお客様のために、ZOOMにて作品をご案内いたします。常設作品についてもご案内可能です。メールでご要望をお聞かせください。

- 杉 謙太郎 Kentaro SUGI -
1975年 福岡生まれ。18歳より花の道へ、原田耕三に師事。
古典花道という領域の「いけばな」を学び、独自の表現を追求し続けている。
旧式の「いけばな」ではなく、様々な視点と角度から作品を生み出す姿勢が、生花に新しい時代の息吹を注ぎ込む。
杉謙太郎の花会とは、約1時間半から2時間程度、杉自身が実際に花を生けるところを拝見する会であり、次々と生けられる花の命は、生の一瞬を閉じこめたように強い光を放ち、そして跡形もなく消え去る。
参加するひとは生の会とも言うべき時空に立ち会うことになる。。
日 時2024年7月5日(金)~7月22日(月)11:00~18:00
※定休日 火・水曜日
場 所ギャラリー 日日 京都府京都市上京区信富町298
H Phttps://nichinichi.com/
S N S
備 考※詳しくはこちらをご覧ください。

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