11月5日(土) ~
11月13日(日)
Takahiro Yahagi 矢萩誉大 展
最上川にほど近い、豊かな自然に囲まれて、矢萩誉大さんのアトリエは立っています。
窓の外に見える景色は、夏は青々とした緑に囲まれ、冬は真っ白な雪に覆われることでしょう。
そんな風景を目の当たりにしながら、「日常の中で見つけたささやかな美しさや感動を器に込めて制作しています。」と彼は言います。
人を寄せ付けない雄大な自然ではなく、人の暮らしと共にある里山の自然。
そのささやかな美しさは、身近であるがゆえに見過ごされてしまいがちです。
でも、それに気づき、ハッとした瞬間こそ、自分が「生きている」と感じる瞬間ではないでしょうか。
その感動が、彼が器に込めたかった想いなのではないかと思います。
今回の個展では、新たに蓋物や注器などにも挑戦されています。
「食卓やお茶の時間が楽しくなるような器をお届けできたらと思います。 器を通し、心惹かれるひと時を共有できたら嬉しいです。」とのメッセージをいただきました。
彼の「想い」がカタチとなった器を通じ、彼が「心惹かれたひと時」を共有できる場になれたらと思います。