11月4日(金) ~
11月12日(土)
オオタ硝子研究室展”report” ryoko ota
まるで琥珀糖のような微粒子の色の集合体、ガラスゆえ光を孕み、無限のニュアンスを際立たせている…。
粉砂糖、グラニュー糖、ザラメ状のような形状の異なるガラスを使い、キルンワーク技法を中心に石膏型でひとつひとつ、制作しています。
また、石膏型を彫り、作品に様々な模様をつけているので、奥行き感も増して色の複雑ささらに広がっていきます。
現在関西で制作をする作家は神奈川生まれ、銀座のギャラリー巡りをしていた時期もあり、Ecru+HMのある奥野ビルにも来ていました。
そんな場所での個展は、ガラスを始めた頃が思い出され、これまでの歳月を考える機会になり、あの頃の自分へ現在(いま)を報告しようとの思いから、コンセプトを“report”とした、と語ります。
ミントブルー、ベージュ、ブルーグレーなどの微妙な色から、レッド、ブルーパープルなどの鮮明な色まで、またリム皿、楕円鉢など、色と形の豊富なバリエーションでの作品構成でご紹介いたします。
是非ご高覧ください。