10月6日(木) ~
10月16日(日)
寺井陽子 陶展
水を湛えるうつわになってみようか
人のような姿の花入れを作りました
私も自然の一部
あたりまえなのに忘れてる
地球を敬う思いが みなに溢れますように
– 展覧会の見どころ –
今展覧会では、DMの花の器は、人をイメージして制作されているそうです。
寺井陽子さんの作品は造形的であり、且つ用をかねそなえた花のうつわ、や食やお茶、酒のうつわなどです。
特に得意とする花のうつわの作品と植物をとおして、今の世の中の危機的な様子に対して、今回の作品では作家からメッセージをおくっています。
初日には作家が仙台より在廊、実際に花器に植物を活けこんでくださいます。
作家の手によって、活けられた美しい花のうつわと植物が一体となりとなりギャラリー全体の空気を包むような展示がみどころです。
華やかな洋花をたっぷりいけるのではなく、ささやかな野の草のような植物を、控えめに、でも凛とした力強さもあり、日本人の心の美意識を感じる美しい佇まいをはなちます。
花鳥風月のような日本の古人の心のようなものも感じます。
花入れ、器、など大小作品によって、植物と陶と造形とで表現され、植物と花器が一体になり呼吸し風にゆらいでいるような、ギャラリー全体でみせる、ダイナミックでもあり、有機的な寺井陽子さんの世界感がみどころです。
アーティストからのメッセージを届け、陶の作品を介して何か地球の危機的な状況に対し自然からのメッセージを発し、それによってみる人を癒したり、感動をとどけることで、人々の心を動かす。
それが人間がつくるアートであり、アートが果たす使命でもあるのかもしれないと感じます。
日 時 | 2022年10月6日(木)~10月16日(日)11:00~18:30(最終日 17:00まで) ※定休日 10/11(火) |
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場 所 | Galeria Mamica 東京都調布市若葉町1-38-64 |
H P | https://mamica-m.com/ |
S N S | |
備 考 | 作家在廊日 初日在廊予定(花器への植物生け込みも作家がおこないます) ※引き続き感染対策を実施して営業致します。 ※詳しくはこちらをご覧ください。 |