光を纏い輝くガラスの物語 〜同期ガラス作家たちの共演〜

神通硝子製作所 / サブロウ・ユキ
ひとつひとつの行為を大切にしたくなる 空間や道具を提案。サブロウとユキの二人を中心に制作しています。二人とも、20代はじめに3年間ドイツで暮らしました。その時に感じたことが、今の考え方の基礎になっているように思います。「時間を大切にする」「物を大切にする」ドイツ人の暮らし方は、普段はとても質素な生活です。日本も私たちが子供のころは、同じだったように思います。しかし、私たちも思ってはいるものの、日常に流され、なかなか実現できていません。そんな「大切な時間」のお手伝いができればと思い制作をしています。　

金津沙矢香
ガラスは光を受けてより魅力を増します。その特性を効果的に活かし、また、どこか物語を感じられる作品づくりを心がけています。ゆっくりとした時間を過ごすツールになることを願って制作を続けています。

とりもと硝子店 / 鳥本雄介 ・由弥
硅砂、石灰、ソーダ灰等、１０数種類の原料を正確に計測し、調合しています。原料の配合により、作業性や強度、輝き、耐熱性、音の響き等が変わります。ひとつひとつ手で作った痕跡が残る品々です。どんどん使って下さい。もし傷がついたなら、それは使って頂いた痕跡として重なります。日々の暮らしの痕跡を、わたしたちは美しいと思います。

Lima7192 / 宮下万里　
オリジナルジュエリーブランドLima7192の作品は無色・透明なホウケイ酸ガラスを使い、まるで有機物のような生命力と潔さを表現します。あなたの肌に溶け込み、世界で1つの輝きを放ちます。力強いお日様の光をやさしい輝きに。光を纏うガラスジュエリーの世界をお楽しみ下さい。