安達 健 展

日々のお料理に寄り添いながら、穏やかに生活に馴染みゆく安達さんの原器。
土から作りだされる須恵器や石彫のような、おもしろみのある作品をどうぞご覧ください。

倉敷での展示にあたり、安達さんからメッセージをいただきました。

「”淡（たん）”
サンズイに、ほのお。
相反する要素をくっ付けたようなこの字。
つくりは音を表しているだけで、とりたてて意味は無いようだけれど
あえて言うなら、”淡”はまるで私の理想。
冷たいようでいて、なお熱く。
凪いでいるそのうちで滾る、うつわ。
運河のまち倉敷の、滔々と称す空間にて
淡い緑色を呈する器を中心に並べます。」