11月5日(水)
トークセッション「オルタナティブスペース持続へのチャレンジ インドネシア・ジャカルタ Kongsi 8の実践から」
ハイ・ルンブランさん、ヒラル・アブ・ザルさんを迎えて
アートの現場でますます存在感を増しつつあるオルタナティブスペースやアーティストコレクティブですが、その運営はけっして容易ではありません。
資金調達の不安定さ、メンバーへの報酬不足、人的リソースの限界、地域社会との関係性など、インディペンデントゆえに直面する現実は、日本に限らず、アジア各地で共有されています。
「Kongsi 8(コンシ ドゥラパン)」は、インドネシアの首都ジャカルタのなかでもとくに庶民的なエリア、ジャティヌガラにあります。
古いショップハウスを改装した空間には、アーティストのZINEやグッズを販売するショップ、カフェ、ワークショップスペース、アーティストのアトリエが一体となっています。
また、マイノリティや女性のためのZINEフェス「Bunga Zine Fest」も開催し、メンバーのパーソナルな体験を反映したパワフルな活動を展開しています。
オリジナル商品の企画販売や、音楽ライブから語学教室に至るまでさまざまなイベントを積極的に開催して運営を維持しており、日本のアート関係者や独立書店にとっても非常にリアリティのある場所です。
今回のトークでは、Kongsi 8の共同設立者でもある画家のハイ・ルンブランさんと財務担当のヒラル・アブ・ザルさんのお二人をお迎えし、4年目を迎えたKongsi8 の活動を紹介していただくとともに、これまでにぶつかった困難や課題とその解決法、持続可能な運営のための工夫を、関西で活動するアーティストやコレクティブ、独立書店などのインディペンデントなスペースを運営するみなさんと共有します。
また、ゲストに大阪で活動するお二人、自身もアートスペースを運営するアーティストのmizutamaさんと、セーファースペースに配慮したZINEフェストを主宰するRooさんもお迎えして意見交換をおこないます。
それぞれの知恵と経験を交換して生きのびましょう!奮ってお集まりください。
スピーカー:hai rembulan、Hilal Abu Dzar(Kongsi 8) ゲスト:mizutama(FIGYA)、Roo(OSAKA ZINE + DIY FEST) 通訳:佐久間 新 進行:石川あき子(Calo Bookshop & Cafe)
日 時 | 2025年11月5日(水)19:00~20:30 |
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場 所 | Calo Bookshop&Cafe 大阪府大阪市西区江戸堀1-8-24 若狭ビル5F |
参加費 | 無料 ※お席に限りがありますのでこちらのフォームからご予約ください。 |
H P | https://www.calobookshop.com/ |
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備 考 | ※詳しくはこちらをご覧ください。 |