秀野祐介　秀野真希 展

11年前のspecial sourceアトリエギャラリー展に出品してくれた二人。
祐介さんは依頼を受け納まりの美しい家具や什器を作ります。
創作ではあるけれど作家性を薄めた職人のような仕事です。
真希さんは陶芸作家としてオブジェ作品が近年増えています。
そのかたちは生活の営みの中から心のどこかに蓄積された
記憶などの断片からだったりすることもあるそうです。
二人のモノづくりは職人なのか作家なのか、そのスタンスは異なれど
その起点はともに毎日の暮らしの中からというのは同じようです。
素材も表現手法も異なりますが共鳴し広がりを感じる展示になりそうです。