5月14日(水) ~
6月1日(日)
越後しの展「螺旋の命脈」
「螺旋」は、世界の様々な文化の中に見出される形である。
ヨーロッパでは最も古典的なボードゲームである「がちょうのゲーム」もそのひとつで、「反時計回りの螺旋形」と「63マス」という決まり事のなかに人間の生が象徴的に散りばめられたそのフレームは、芸術作品としても不思議な魅力を放っている。
越後しのが本展で発表する作品群は、この伝統的なフレームの中に自分の世界を組み込もうという意欲的な試みである。
63マスというルールをあえて踏襲した作品「螺旋の命脈」、花と木をめぐる一冊の随筆集に魅了されて生まれた新作「36の季節」、さらには越後しのによる「がちょうのゲーム」まで、不思議な螺旋の世界が広がる展示空間となっている。
越後しの Echigo Shino 画家。宮城県仙台市生まれ。 母親が与えてくれた数多くの絵本が絵の世界を好きになるきっかけとなった。 1998年にアトリエ兼ギャラリーをオープン。 2005年に植物や動物を線で表現した「栽培」シリーズを宮城県美術館にて公開制作・展示。 2011年の東日本大震災で自然の脅威に作品表現を改めて見つめ直し、日記代わりに描いていたドローイングをもとに版画の制作をはじめる。 以後、言葉を超えた「対話」をイメージした詩のような作品を制作。 仙台市を拠点に国内外での個展やグループ展で作品を発表している。 ※作家プロフィールのリンク先はこちら
日 時 | 2025年5月14日(水)~6月1日(日)11:30〜19:30(土・日・祝日 11:00~19:30) ※休廊日 月曜日(祝日の月曜日も休廊いたします) |
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場 所 | ヨロコビtoギャラリー 東京都杉並区西荻南3-21-7 |
H P | https://yorocobito-g.com/ |
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備 考 | ※詳しくはこちらをご覧ください。 |